2023/05/10(水) 21:45 0 3
今回も初日シード組の小森貴大だったが西日本はただ1人。単騎での競走になる見込みだったが鈴木竜士と武藤篤弘の埼京勢が後ろを固めることになった。
前検日は「鈴木君も武藤さんも一流の追い込み選手。付いてくれるのは有り難いし光栄ですね」とラインができてやる気は倍増。
近況については「久留米GIIIは脚自体は悪くなかったが、課題が山ほど見つかった。その課題を1つずつ潰してひと皮むけたいですね。それで今回は新車を使う。サイズは一緒だけど少し固めになった。練習で使った感じはよかったです」。
注目のレースは打鐘から小森がカマして別線を完封。番手の鈴木に交わされはしたが、ライン独占に導く力強い先行を見せた。
「フォームやペダリング、体の使い方で思う事があったので明日までに修正したい」と求めるレベルは高いが「新車の感じはいい。セッティングも出ているしいじらずこのままで行きます」と好材料も。
準決勝は徹底先行型の中嶋宣成や二段駆け態勢の道場晃規ー大石剣士ー鹿内翔など一筋縄ではいかない1戦になりそうだが初日の走りを見れば連勝の勝ち上がりは十分だ。(アオケイ・松野記者)