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【高松競輪】今節のレース展望!

2023/05/08(月) 14:15 0 6

高松競輪「CTC杯(FI)」は10日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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今節注目の尾方真生

 ダービー直後の開催と言う事で、ビッグネームは不在。今節の競走得点のトップは隅田洋介の109点。岡山に移籍して水も馴染み2月は広島大垣で2度の優勝があるが、ここ3場所決勝を外している。理由は色々とあるが、基本は捲り屋だし、目標のあるレースも多くなっているからだ。今節は自力のメンバーになるし、好きに走れる。番手は中四国で北村信明でタテは鋭い。準決は隅田洋介に地元の原誠宏でタッグを組み、メインになりそう。

 次の評価が京都の畑段嵐士。荒々しい自在戦ではないが、2月開催の地元向日町で完全優勝、前回の松山も準優勝と気を吐いている。2班で予選スタートの山口富生だが、準決は畑段嵐士にマークの番組が普通。乗れている山口一族だし、この両者も強烈だ。

 九州は中川誠一郎が主役。脚自体は落ちているが、500勝を決めて、気分は乗っている。玄人好みの小岩大介がマークして、一撃に賭ける。久島尚樹は2班だが106点あり、高得点者のひとり。九州の先導役を任されるかも可能性も高い。

 A級戦は吉田智哉の爆発力が高い。前回の小松島は後輩を使っての優勝だったが、自力でも当然勝てる。四国地区の大会だし、地元意識もある。メンバー次第で中四国は別になる事も考えられるが、坂本修一が連係策。九州は渡邉豪大の自在戦に同県の良永浩一。もちろん、若手の田村大が勝ち上がってくれば前を任せる。

 ガールズ競輪は徹底先行の尾方真生の一強だ。1月、2月開催は5場所連続で完全優勝。最近、少しピリッとしないが、それでも相手関係からも負けられないシリーズ。尾方真生に自力で応戦するのが吉岡詩織。安定して決勝に乗っており、決勝の直接対決までは無傷で勝ち上がりたい。佐伯智恵はマークセンスがあり、基本は先行の番手。アイドルレーサーの南円佳は、落車明けだが、元気に走る。

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