「今日の1着は前で頑張ってくれた松岡篤哉君と後ろを固めてくれた渡辺航平君のおかげ。これが最後の記念かもしれない、という気持ちで一戦一戦を大事に走っているので、残りの2日も良いレースを見せたいですね」

　武田といえば多くの有望な弟子を抱えている人格者。
「117期だと安藤直希と村田瑞季は自分の弟子。安藤直希はカマシやまくりの方が本当は得意だけど、今は自分の弱点を克服しようと長い距離を踏むレースをしていますね。村田(瑞季)とはいつもバンクで一緒に練習をやっています。2人ともいいものを持っているしこれからが楽しみ。畑段嵐士も頑張っているし、ぜひ彼らをこれから応援してやってください」とニコニコしながら弟子たちの話をしてくれた。

　師匠自身も今年4勝目を挙げるなど元気いっぱいで、Ｓ級点確保も狙える位置にいる。
　武田一門の今後のさらなる活躍に期待しよう。(netkeirin特派員)