2021/05/21(金) 15:00 0 2
初日の予選は初手で3番手の位置をキープし、赤板で6番手から上昇した川上真吾に併せて上昇。番手は競りになったが、しっかりペースに持ち込んで、しかも後続を千切って圧巻の逃げ切りだ。
「モーニングは2回目ですけど、朝一番は初めて。雨でバンクが重かったのもあるかもしれないけど、少ししっくりきていない感じがある。まだちょっとデキに関してはつかめていないですね」と話す。
並びは下井竜-谷口明正、福田滉-矢島一弥、鈴木裕斗-山本恵介-大島将人の3分戦だが、人気は下井竜と谷口明正の三重同門連係だろう。
ただ、別線で動く福田滉と鈴木裕斗は動きがよく見えたし、番手の矢島一弥と山本恵介は伸びている。伏兵が揃った一番とも言える。
「谷口さんとは一緒に練習をしていて気心が知れているし、何と言っても『自分の仕掛けに離れない』という安心感がある。自分がドンと出て、行かれそうなら谷口さんに出てもらっても構わないという気持ちで走るから、変な緊張感もありません。でも、本当の事を言うなら、残してもらえたら有り難いですね(笑)」。(アオケイ・忍足記者)