ーー今回は実家に寄りましたか？

堀:静岡から車移動だったから、移動疲れが競走に出たら嫌なので2日前に香川に入って実家で休んでいました。うどんもお昼に食べましたよ。

ーーやっぱり実家だとリラックスできますか？

堀:それが…。やっぱ自転車に乗らないと不安の方が大きくて(笑)。すぐに自転車にまたがっていました。

ーー今節、どこかセッティングで触った所はありますか？

堀:今、流行のサドルの鼻先を下げるやつも試したんですけど、何か自分に合わないような気がして変えました。練習中に上りでググッとかかるような感覚があって、それを平面でも再現できるようにサドルの鼻先を上げてみたんです。練習でも良かったし、本番でも良い感じでした。

ーーそれは誰かにアドバイスを貰って？

堀:これは自分で考えてですね。デビューした頃は色んな人にアドバイスを貰ってやっていたけど、これから先は自分で考えて試していかないとと思って。人それぞれ身体の骨格も筋肉の質も違うから、これが良いよってなっても自分に全部当てはまらない気がして。そこの部分とレースの組み立てに関しては成長できているのかな(笑)。

　生まれも育ちも香川の堀。凱旋レースで走り慣れた高松バンクは自分の庭みたいなもの。強地脚を武器に地元？ 優勝を狙う！ (アオケイ・梅田記者)