5月20日、前橋競輪場で行われた三山王冠争奪戦(GIII・初日)の初日特選は捲った清水裕友(26歳・山口=105期)が1着、逃げた太田竜馬(25歳・徳島=109期)が2着、太田の番手に付けた小倉竜二(45歳・徳島=77期)が3着に入った。3連単は③-⑧-⑦で9,980円という配当だった。

　レースは渡邉一成(37歳・福島=88期)が出方をうかがう様に逃げようとしたが、打鍾で太田竜馬(25歳・徳島=109期)ら徳島勢がかまして先行する形。残り1周で清水が仕掛けるとラインの山田英明(38歳・佐賀=89期)が離れてしまい清水は単騎で前を追う。いったん3番手に収まるかと思われたが、そこから一気にスパートして最終向正面で前を飲み込んでしまい、後続を突き放して圧勝。格の違いを見せ付ける格好となった。

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