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【三山王冠争奪戦】脇本勇希「アニキ、見ているかな」

2021/05/20(木) 20:30 0 3

20日に初日を迎えた、前橋競輪(GIII)「開設71周年三山王冠争奪戦」。7Rの予選、3着で粘りラインの3人で決めた脇本勇希に話を聞いた。

乗車フォームも兄・ワッキーとそっくりの脇本勇希。あまりの苦しさにレース後は息絶え絶え。

 脇本勇希は、世界のワッキー(脇本雄太)の弟というだけあって素質は抜群。乗車フォームもそっくりだし、話し方も何となく似ている。「それは、よく言われますね。残念ながら脚だけは違います(笑)。」

 兄・ワッキーは、香港で行われたUCIトラックネイションズカップに出場した。「アニキは今どこかで隔離されていて暇だと思うから、大好きなゲームでもやりながら自分のレースを見ているはず。川崎記念の時はツイッターで『弟よ、そんな走りでどうする』と酷評された(苦笑)。今日の走りの感想は気になりますね」。

 まだ大物との連係は少ないが、4月末の小田原では浅井康太との連係が実現した。これから村上兄弟、稲川翔古性優作南修二など、近畿の大物との連係も増えるはず。「僕はほど良く弱く逃げるので、ワシコー先輩(鷲田幸司)なんて『雄太より好き』と言ってくれる。僕も世界のワシコー先輩は面白いから大好きです」。

 脇本ブランドを背負っているが、本人はそれほどプレッシャーには感じていない様子。兄弟連係実現のためにも市田佳寿浩の練習メニューで日々鍛錬している。(町田洋一)

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