2023/04/23(日) 21:30 0 3
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で23日、「PIST6 Championship」ファーストクォーター・ラウンド3の最終日が終了した。最多タイ5度目の優勝を飾った伊藤信に話を聞いた。(アオケイ・八角記者)
ーー昨年6月30日〜7月1日・セカンドクォーター ラウンド4以来の優勝です!
伊藤:半年以上も空きましたけど、やっぱり表彰台の真ん中からの景色はいいですね。
ーーまずは決勝のレースを振り返っていかがでしょうか?
伊藤:荒川君のスピードも良くて、その外をすぐに仕掛けるのは厳しいと。最終3コーナーからになったけど、スプリントチャンピオンらしいレースはできたと思います。 (※2022年マスターズ世界選手権・男子スプリント 35〜39歳カテゴリーで優勝)
ーー最後は地元の新鋭・荒川選手の上を力強く乗り越えました。
伊藤:本当は荒川君よりも早く動きたかったんですけどね。荒川君も止まったので、3コーナーで「いける」と。悪いなりに対応はできたと思います。真後ろに佐藤友和さんがいたのは気付いていなかったです。
ーーV奪回までの長い道のり、どう過ごしてきましたか?
伊藤:昨年の後半は自分でも力強さが感じられなくなっていました。年明けも体調を崩して、なかなか状態も上がってこなかった。なので、冬場はオフシーズンらしい過ごし方でしたね。
そこからは更なるベースアップを目指して、計画的に追い込んだトレーニングを。来月の全日本選手権トラックに向けて、今は順調に状態は上がってきていると思います。
ーー今回シリーズを振り返っていただき、優勝の要因は何でしょうか?
伊藤:ギヤですね。今シリーズ、道中は楽に回せている感じがあった。その分、トップスピードに乗ったときの感じは物足りないけど。
これまではしっかりカカリだしたら、コーナーに入るたびに「ウッ」と力を入れる必要があった。それを考えると体に優しいギヤでした。あとはセッティングですね、1年前のセッティングに戻しました。
ーー前検日には優勝を“意識していない”とおっしゃっていましたね。
伊藤:優勝は考えず、一戦一戦という考えでした。タイムトライアルを念頭に置いてって感じだったので、結果オーライですね。
ーー先ほど、お話にあった全日本選手権トラックとは?
伊藤:まだこの時点では出場できるかは未定ですが、一応、スプリント種目にエントリー。今年はマスターズよりも、そこを目標にやってきたところはあります。今回はギヤを含めて、脚試しもしたかったので良かった。
ーー最後にファンの皆さんへ一言お願いします。
伊藤:レース、表彰式でお客さんが喜んでくれる姿を見て嬉しかったです。もっともっとPIST6を盛り上げていきたいと思っているので、今後ともご声援よろしくお願いします。
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