2023/04/22(土) 14:15 0 0
玉野競輪のナイター「日本トーター賞&CTC杯(FII)」は23日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
▶玉野競輪レース情報はこちら
前節は弟の聖が人気になるも不発だった地元畝木努。弟の聖とは真逆の脚質で超地脚だが、器用さも兼ね備えてきた。近況、優勝こそないものの、安定して決勝に進出。若手の多いシリーズだし捲りを基本に攻める。番手は地味だが、長らくS級で活躍していた近藤修康。温厚な人柄で、50歳を過ぎても差し脚は切れている。狭いコースを突っ込むコース取りは絶妙で若手のお手本だ。
初日の特選は地元勢を追走する形になりそうな今野大輔だが、基本は四国で新鋭レーサーの室井蓮太朗や久樹克門の徳島勢を目標にする。室井蓮太朗はサラブレッドで超イケメン。S級に行けば、女性から、更にモテモテになりそう。久樹克門も自力選手で2場所前の大垣ミッドで優勝。今野大輔は脚質を変えたし、今度は追い込み選手としてS級上位を目指す。
九州は中川聖大が特別昇班し、その後2場所連続で決勝進出。静岡から福岡に競輪留学して不動会のメンバー入り。引退した親父さんはラーメン屋を経営しており2世選手の一人。これをガードするのが特選シードの樫山恭柄。
関東は秋本耀太郎と岡田亮太の117期生が2枚看板。両者共に徹底先行スタイルで前後が注目される。年齢は秋本耀太郎が3つ上だし、岡田亮太に秋本耀太郎の並びか。
北日本は小橋明紀が特選組み。まずは関東勢との連係を頭に入れて、勝ち上がってくれば太田将成と連係策。
チャレンジは長松大祐、松本秀之慎、昼田達哉の121期生の争い。地の利ある昼田達哉が前回の西武園モーニングで完全優勝してV筆頭。これが5度目の優勝だった。長松大祐も5回の優勝があり、一番多いのが松本秀之慎の7回。この三つ巴戦になるし、まずは初日の走りで評価したい。