前回久留米は3着3着で優出を逃した五十嵐綾。
「初日の着も大事だなと思いました」と話していたが、赤板からの突っ張り先行で今回は予選を1着通過。オッズは番手の平沼由充の差しで1.7倍だったが、裏目の2.9倍だった。
「突っ張るのは作戦通り。鐘で無理くり来られたら出させてとも思ったが、来なかったので自分のペースで。多少重いけど、流れるところは流れたし踏み直しも効きました」
今節誘導で参加している師匠の金成和幸が間近で見ていた。
「平沼さんに差されると思っていたけど、踏み直しも効いていたし合格点」と師匠も太鼓判。
「明日の誘導の予定は…? 違うレースかな。俺が先に引っ張ってもらわないと」と、弟子のS級入りを待ち望む。(アオケイ・市川記者)