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【三山王冠争奪戦】同県の超スターと練習してきた青野将大

2021/05/19(水) 21:00 0 1

前橋競輪場で20日から「開設71周年記念三山王冠争奪戦(GIII)」が行われる。初日の9Rに出走予定の青野将大に話を聞いた。

同県のSS選手・郡司浩平に稽古をつけてもらってきた青野将大

 青野将大の前職が銀行員というのを今回初めて知った。「1年だけですけどね。三井住友銀行で法人営業の仕事をしていました。競輪の世界での目標は、(世間一般の)生涯年収を超えるくらい稼ぐことです(笑)」。

 117期生としてプロデビューしてからはチャレンジ戦もA級1・2班戦も順調にクリアしたが、S級に上がってからは結果を出せずに苦しんでいる。「格上の人に任されて自分だけのレースはできない。本当はカマシとか捲りの方が好きなんですけど、今は土台作りも意味もあるし先行中心のレースを心掛けています。パワー系じゃない僕が積極的に行ったら、こんなもんじゃないですか」と、自分の立場を理解しながら、ウィークポイントの強化に励んでいる。

 そんな青野は練習環境にも恵まれており、師匠の小原太樹とマンツーマンでやりつつ、SSの郡司浩平に稽古をつけてもらうこともあるそうだ。「郡司さんとはここに来る直前も一緒にモガかせてもらって、これでもかってくらいボコボコにやられた。やっぱりGIを獲る獲らないの勝負をしている人は全然違う。やられすぎて感じが悪くなった気がします(苦笑)」と自信喪失気味だったが、超一流のスピードを体感したのは間違いなくプラスで、今回あたりはビッグヒットを飛ばしそうな気がする。(アオケイ・長谷川記者)

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