2023/04/03(月) 08:30 0 5
伊藤は2着3着で久々に決勝に駒を進めた。
「連日、尾崎さんが駆ける展開になって、たまたまその番手に居られたので恵まれているだけ。2日目はしっかり中を割って踏んでいきたかったんですけど、内の尾崎さんや外から来ていた吉村さんの間でギチギチになってしまって…。ちょっと怖さもあってしっかり踏み切れなかった。そこは課題ですね」と反省を口にする。
ただ2月の取手以来の決勝ということもあって、口は滑らか。
「3月頭の大宮の後に冬期移動を終えて函館に戻ったんです。いつも冬期移動の前後は環境に対応するのに時間がかかって成績を落としてしまっているので、前走の伊東はやっぱりっていう感じでしたが、今回はいつもよりもっと踏める感覚があるし最近の中では着に絡めているので良いですね」と競走への手応えを感じている様子。
更に「函館では今度デビューする神戸(暖稀羽)ちゃんと練習をしているんですが、彼女は良いダッシュを持っているので私の方も良い練習になっています。最近は若い子たちに良い刺激も貰えているので、これからです」と、自身の名前の通りに今後に向けても“のぞみ”がありそう。(アオケイ・渡辺記者)