代謝回避へ点数を上げたい辻本兼市がビッグヒットを飛ばした。初日は直線で中を割って僅差の3着。予選を突破すると準決ではV候補の近谷涼の番手が巡ってきた。近谷は6番手からのまくりになったが、これをピッタリ追走に2着で決勝のきっぷをつかんだ。

「2場所前から(ハンドル)ポストを伸ばしてギヤも3・75から79に上げたんです。踏み出しも大丈夫だし付いてからも楽。セッティングを変えて一気によくなりました。(近谷の)11秒6のまくりにホンマよう付いていったよね(笑)。決勝は4年ぶりかな。これがいいきっかけになるといいね」

　決勝も近谷をマークする。

「なんとか食らいついて」上位入着を目指す。(netkeirin特派員)