年明けの豊橋開催の決勝で落車をし、今開催が約2か月ぶりの復帰が地元戦となった山賀。その前の伊東GIIIでも落車棄権をしており、状態が気になるところ。

「落ち方が良くなくてケガは内側広筋の肉離れ。筋は時間がかかるとは分かっていたけど、思った以上に時間が掛かったよ…。練習は先月の頭からゆっくり乗り始めて、モガき始めたのは今月に入ってかな。正直、走ってみないと何とも言えない状態」と少々の不安を口にしていた。

　落車で気になるのはフレーム「落車でフレームもダメになってしまったから以前、使っていたフレームを使う。練習でも乗り込めたし、レースでも乗っていたからそこは問題ないと思う」と話してくれた。

　初日は連続優出中の道場晃規の番手となった山賀。3番手を同県の成清謙二郎が固めて3車有利となった。

　長欠明けの不安はあるが、充実している南関勢は人気になってくるだろう。

　まずは予選突破し、地元で好スタートを決めたい。(アオケイ・宮本記者)