ナショナルチームに在籍し、リオデジャネイロ五輪オムニアム第14位、2015全日本選手権ロードレース大会第1位、2019ツアーオブジャパン東京ステージ第1位という輝かしい実績を持っている窪木一茂。

　19日に帰国したらしく「当然、時差ぼけや移動疲れはあります」とやや不安材料もあるが「やっぱり競輪場に着くと気が引き締まります」と話す。

　昨年の10月にフランスで行われた「UCIトラック世界選手権」では見事に銀メダルを獲得。S級に特別昇級し今回が4場所目となるが「A級戦と比べて周回が長いし、ダッシュがない自分には向いている感じがしますね。S級ではなかなか結果が出ていないけど、今回こそは」と意気込む。

　初日予選は9レースに出走。単騎での走りとなるが好位確保から長い直線を活かして突き抜ける絵は十分浮かぶ。(アオケイ・松野記者)