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脇本雄太がケイリンで銀「優勝できると思っていたが…」/2021UCIトラックネイションズカップ

2021/05/16(日) 09:00 0 8

photo by the cycling association of Hong Kong China

 15日、中国・香港で開催されている『2021UCIトラックネイションズカップ』(第3日)の男子ケイリンにおいて、脇本雄太選手(福井・94 期)が銀メダル、新田祐大選手(福島・90 期)が銅メダルを獲得した。

photo by the cycling association of Hong Kong China

 また、女子オムニアムでは、東京オリンピック内定選手の梶原悠未選手が前日のエリミネーションに続いて金メダルを獲得、女子パシュートでは、古山稀絵選手が銀メダルを獲得した。男子マディソンでは、橋本英也選手(岐阜・113 期)、今村駿介選手が銅メダルを獲得。日本勢がUCI国際大会においてマディソン種目でメダルを獲得するのは初となる。

【男子ケイリン結果】
(1)ゾニス・ファディル(マレーシア)
(2)脇本雄太(日本)
(3)新田祐大(日本)

【女子オムニアム結果】
(1)梶原悠未(日本)

【女子パシュート結果】
(2)古山稀絵(日本)

【男子マディソン結果】
(3)日本(橋本英也、今村駿介)

脇本雄太選手のコメント
「決勝も自分らしいレースをすれば優勝できると思っていたが、ライバルである新田選手との牽制があり、新田選手しか見ておらず周り全体が見えていなかったため、対応が遅くなってしまったのが敗因。足の感覚は良いので、明日のスプリントを頑張りたい」

photo by the cycling association of Hong Kong China

新田祐大選手のコメント
「予選は消極的な部分があったが、2回戦では自分と戦うレースが出来て良かった。決勝は、脇本選手を意識し過ぎてマレーシアの選手が逃げていることに気が付けなかった。相手を甘く見過ぎたことと、自分の力を過信し過ぎた。今回の反省を活かし、オリンピックに向けてしっかりと準備をしていきたい」

photo by the cycling association of Hong Kong China

梶原悠未選手のコメント
「世界チャンピオンとして相応しいレースをしたいと思って挑んだが、最初の1種目目は周りを気にし過ぎてしまって、自分のレースが出来なかった。コーチからも『喝』を入れられ、2 種目目からは、自分でレースを作ることができた。今回のレースでは自分から仕掛けるという覚悟と意識が足りなかったと反省している。小さなミスもあったので反省し、オリンピックまでに修正していきたい」

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橋本英也選手のコメント
「マディソン種目では、日本勢初のメダルを獲得できたことは光栄。悔しい3位ではあるが、一つステップアップできたのは良かった。今後は自分の経験を元に、今村選手に色々と伝えていきパリオリンピックを目指したい」

photo by the cycling association of Hong Kong China

今村駿介選手のコメント
「今回は少人数だったので、メダル獲得は狙ってた。レースを重ねてきて疲れはあったが、メダルが獲得できた良かった」

古山稀絵選手のコメント
「今回は順位よりタイムを更新すること意識していたが、思うような結果が出せなかったことが今後の課題。この状況の中開催していただいたことに感謝したい」

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