2021/05/11(火) 19:30 0 3
栗山俊介ラインの3番手からレースを進め、栗山が苦しいとみるや西岡正一のコースを確認して内を猛襲した。バック7番手から2着まで届いた脚はかなり磨かれている。
「特選スタートなのにオッズを見たら死ぬほど売れていなかった。そっちの方が燃えるし気持ちが入った。逆に本命になるとメッチャ弱いから」と穴党を救う的確な伸びだった。
鷲田ならもっと危険なコースをグイっと攻め込む、そんなイメージを抱くが本人は猛否定する。
「いやいや、オレはクリーンなイメージで売っているから。失格は14年間で2回しかしていないし。学校時代もなかったぐらい。荒々しい印象があるのは20回以上失格している緑の人(三谷政史)らと走る機会が多いからでしょ。近畿の追い込みタイプはみんなそう見られるけど、自分は平和派だから(笑)」。
決勝は中西大をマークする。
中西は前回の奈良GIII決勝で石原颯と対戦し大敗しており、リベンジに燃えているはずで「333と400ではまた違うから大も考えて走るはず。2人でうまく走りたい」と中西をうまく援護する。
だが勝負所では差し脚が黙っていないはずだ。(netkeirin特派員)