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【青森競輪】昭和の競輪選手・須賀和彦「今更スタイルを曲げるつもりはない」

2021/05/11(火) 17:00 0 1

青森競輪場で開催中のFIナイター「エフエム青森カップ」。2日目A級 4Rに出場する須賀和彦に話を聞いた。

弟子を引っ張っていく貫禄が出てきた須賀和彦

 初日は同県の後輩である山口翼と連係。結果は共倒れだったが、レース後の表情はいつもよりも明るかった。「久し振りに付いていて余裕があった感じ。ここ1年間の中で一番良いかもしれない」と笑顔で話す。しかし、今期は久々にA級に降格し決勝進出は僅か1回。苦戦気味だ。

「自分はS1だった頃から何にも変わってない。練習方法も相変わらず昭和のやり方でずっと同じ。これが良くないんですよね。強い若い子が出てきて、どんどん競輪が進化している。でも、今更スタイルを曲げるつもりもないですし…」と心境を話してくれた。

 そんな須賀には小畑勝広という、成長中の弟子がいる。「小畑はいま凄く頑張っている時期。ここが踏ん張り時だと思う。あとは俺が頑張って上に上がって一緒に 連係したいですね」。

 S級点確保に向けて一戦一戦が勝負駆けの須賀。まずは今日、準決勝突破だ。(アオケイ・石濱)

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