2021/05/09(日) 16:00 0 2
決死の覚悟で挑んだ前回の地元「奈良GIII『秋篠賞』」は、まさかの落車棄権により初日に姿を消した。「落車して、大丈夫かな? と思って歩いていたら周りから『血が出てますよ! 』って。見たら左ひじがパックリと割れていて、ポタポタ血が流れていた。これはさすがに走れなかった」。
しばし消沈していたが、決勝で弟の(三谷)将太が優勝したことで気持ちを持ち直した。「ケガも長引くかと思ったがあれを見たら立て直しが早かったですね。もし負けていたら気持ちがふさぎ込んで、ケガの治りも遅かったかもしれない」と弟の活躍に助けられた様子。
「奈良の前は優勝できるぐらいのデキだったし練習も相当した」とのことで、脚の準備はできている。今回は地元地区で挽回を期すチャンスが訪れた。(netkeirin特派員)