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【PIST6】競技実績文句なし! 地元期待のルーキー荒川仁「高校時代は…」

2023/02/18(土) 10:20 0 3

千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で13日から「PIST6 ChampionShip2022-23」EXTRA STAGEラウンド3が開催される。初出場の荒川仁に話を聞いた。

ルーキー荒川仁がPIST6初参戦

 荒川は121期生として昨年7月に競輪選手人生が始まるも、本格デビュー戦となった函館の初日は無念の落車棄権。9月に怪我から戦線復帰を果たし、同期に追い付け追い越せと、年末にA級2班へ特昇した。1、2班戦初陣の新年一発目の取手で完全優勝を達成し、ポテンシャルの高さを見せつけた。

 そんな地元期待のルーキー・荒川がPIST6に初参戦。 「高校時代は自転車競技部で、以前の500バンクだった千葉競輪場で練習していました。形は変わったけど、こうやってまた走れるのは感慨深いものがありますね」と笑顔を見せる。

 続けて「久しぶりの競技ですが、前検日前日にバンクで練習した感じは良かったです。目標は優勝、戦法はこだわらずに臨機応変に走りたいと思っています」と意気込んだ。

 明治大学2年時(2018年)に出場した全日本学生選手権トラックで、荒川はスプリント予選200メートルタイムトライアル『9秒992』を記録。当時の学連新記録を打ち立てた。
 ちなみに、この記録は学生男子フライング200mにおいて『歴代5位』にあたる。(歴代1位は荒川と同期の中野慎詞が2020年に記録した9秒72)

 注目を一身に浴びた荒川のタイムは10秒484。これには本人も「9秒台は難しくても、10秒2ぐらいは出したかった…」と首をかしげ、「初めての参加で前検日の流れや段取りが分からず、スムーズいかなかったのが影響しているのかも。レースで力を発揮したいと思います」と気持ちを切り替える。

「ダッシュが得意なので、スピード感ある走りを見てほしい」と自分のストロングポイントをあげてくれた荒川は、ナショナルチームに在籍していた実力者。競技経験が豊富だけに期待せずにはいられないし、初参戦初優勝を成し遂げても誰も驚かないだろう。(アオケイ・八角記者)


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