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【日本選手権競輪レース後コメント】郡司浩平が快勝も評価は清水裕友が一番!

2021/05/07(金) 18:55 0 11

京王閣競輪場で開催中の「第75回日本選手権競輪(GI)」は7日、4日目が終了した。11レースのゴールデンレーサー賞に出走した9選手にレース後、話を聞いた。(町田洋一)

豪華メンバーの対戦だが快勝した郡司浩平。あの展開が一番得意だ

1着 郡司浩平
思っていた以上に激しいレースでしたね。このクラスの選手は全てにおいてスキがない。頭まで行ったけど、松浦君が清水君を庇っていたから。丁度、稲川さんが内に行く様な感じになったので松浦君に追い上げの形になった。8番手からの巻き返しなので、僕が一番脚を使っていなかった。それが頭まで行った要因です。

準決は佐藤慎太郎を背負う松浦悠士。松浦の番手はいつでも人気がある

2着 松浦悠士
清水君の動きがアグレッシブだったね。最後、残そうと思った分、郡司君に食われてしまった。これで絶好調と言ったらファンに失礼になる。1着の展開で2着だったので。準決は慎太郎さんの前で自力、自在戦。連係は、3、4回ありますね。

決めずとコメントしたが中国勢を追走した稲川翔。準決は大好きな後輩の古性優作とタッグを組む

3着 稲川翔
単騎とコメントしたけど、初手は中国勢の後ろで良いと思った。そこからのレースなら視野が広くなるので。ただ、バックできちんと松浦君を追えなかったし、そこは反省点。体も動いているし調子も良いけど、微調整は必要。準決は古性君の番手へ。

激しい走りが売りの鈴木竜士。今や東京の看板スターだ

4着 鈴木竜士
落車明けなのに、逃げるのだから平原さんは選手の鏡。それでいて凄く掛かっていた。あの清水君の捲りを止められなかったのは僕の技術不足。準決は鈴木ノブさんの番手へ。川崎全日本選抜の初日にワンツーを決めている。走りはお互い、合いますね。

選手同士で、優勝は誰だ?の投票をやったら間違いなく清水裕友が1位だ

5着 清水裕友
みんなに良いレースだと言ってもらえるけど、納得はしていない。今日に関して言えば、動きすぎた。それで、最後、スピードが鈍った。それで5着まで失速。もちろん、平原さんの掛かりが抜群で脚を使いましたが。

レース後は、いつもの慎太郎劇場で笑いを取る。準決は松浦悠士をゲットしてニッコリ

6着 佐藤慎太郎
任せた浅井君もそうだし、超一流の自力選手は走りが違うね。ファン目線で楽しめたレースだよ。浅井君もオレに気を遣っているのが肌で分かるし、本当、いつも有り難いね。ただ、7番車(慎太郎本人)のコース取りは下手だった(笑)。準決も番組マンに気を遣ってもらったし松浦君の番手へ。他地区の選手に付けると色々なしがらみが出来るけど、そう言う時代ではないのかも。みんな人間味のあるレースが少なくなったから(笑)。

竹内雄作の復活が大きい浅井康太。準決は竹内に乗って決勝進出を目指す

7着 浅井康太
とにかく一旦切って、レースを動かそうと。誤算だったのは清水君の巻き返しが早かった事。セオリーなら平原さんの次は郡司君が来る。タイミングを取っていたら、そこに清水君に入られた感じ。あれがなければ、1コーナーから仕掛ける気持ちでいた。準決勝は絶好調の雄作君の番手へ。

破壊力がある岩本俊介。準決は番手戦でなく、いつもの自力勝負だ

8着 岩本俊介
郡司君が頭まで行ったけど、僕は2センターを乗り越えられなかった。丁度、慎太郎さんもアタリに来たので。その辺りの細かい追走技術も大切になってきますね。あれは脚でなく、追走テクニック。

満身創痍でも主導権を奪った平原康多。この姿勢を若手自力選手は見習って欲し い

9着 平原康多
このメンバーで先行出来たのは大きい。ただ、落車の影響で内臓へのダメージがある。外傷はないけど、その辺りのバランスが狂っている。もちろん、二日間、休めたのは大きいですが。準決は関東で真杉君の番手へ。連係は3、4回ある。後ろも諸橋さんなので、関東のラインの絆を魅せたい。

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