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【防府競輪】ようやく光が見えた内藤敦

2021/05/07(金) 15:00 0 1

防府競輪で開催中の「モーニング7 CTC杯(FII)」は7日、初日を終了。2日目の準決勝6Rに出走の内藤敦に話を聞いた。

「思ったよりも良かった。踏み上がりにも楽に付いていけたし、最近の中では一番の感触」と変更したフレームに手応えを感じている内藤敦

 前期S級、そして来期もS級復帰が決まっている実力者である。しかし、今期は大苦戦。今節が10場所目になるが、決勝進出は2回しかない。前検日は「ひどいですね。感じ良く踏めていない。ところどころで、イメージとかけ離れているんですよ」と、悩める胸中を吐露した。今節は、以前に使用し、「直前の練習で感触が良かった」フレームに変更。きっかけを求めて「もうちょっと悪あがきをします」と苦笑いしていたのが印象的だった。

 初日特選は逃げ切った藤原俊太郎マークの2着。気になるフレームについては「思ったよりも良かった。踏み上がりにも楽に付いていけたし、最近の中では一番の感触」と手応え。

「体やフレームをいろいろと試したり見直したりして、2、3、4月は苦しんだ。どん底よりも下に行ってしまった感じだったけど、なんか雰囲気は出たかな。ちょっと楽しみです。このフレーム、長いつきあいになるかも。あとは、いろいろな展開にどう対応できるか、ですね」

 ようやくトンネルの出口が見えてきた。準決勝は他地区ながら、V候補筆頭の大石崇晴の番手がめぐってきた。流れも好転しつつある。あとは生かすも殺すも自分次第。苦しんだ分だけ、はい上がったときの喜びも大きいはず。まずは今期3回目の決勝進出へ、大石マークに集中する。(netkeirin特派員)

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