2021/05/06(木) 13:15 0 2
松浦悠士と清水裕友は脚力も競走スタイルもほぼ同じで、どっちが前でも責任感のある走りをする。
これについて松浦は「前を回っている以上は差されず押し切るのが理想ですが、そればかり意識して(仕掛けを)渋りだすと関係性がおかしくなる。2人とも欲を出さずに普段通りのレースをするから、上手くいっているんじゃないですか」と分析。
続けて「僕も(清水)裕友も今までは、“前行きたい、前行きたい”っていうのが多かったけど、最近は、“番手行きたい、番手行きたい”が増えてきた。さすがにこれだけ連係していれば、後ろの方が(1着の)チャンスがあるって分かっていますからね」と笑った。
4日目のゴールデンレーサー賞では松浦は「どっちでもよかったんですけどね」と言っていたが、この間の武雄記念(大楠賞争奪戦)と同じで清水ー松浦の並びで戦うことに。この2人は一度決めたら開催中に前後を変えないことで有名だ。
しかし「決勝はまだ分かりませんよ。ここで発表しちゃうと新鮮味がなくなるしが、当日のお楽しみってことで(笑)。その方がお客さんも『どっちが前なんだ』っていろいろ推理できて楽しいんじゃないですか」と笑顔で語った。(アオケイ・長谷川記者)