コロナ禍で取材制限が厳しい。普段なら入れる取材の源・検車場も取材陣はシャットアウト。仕方ないと思いながらも、ファンに選手の生の声を伝えられないのは心苦しい。

　初日で言えば、外のテントにある共同記者会見に来てくれる選手は一次予選で勝ち上がった3着までの選手。特選の選手も3着までだったが、平原康多が落車してしまった。次の日のメンバーが出れば、そこで多少のコメントを聞く事は出来る。とにかく、今は我慢の時だ。

　そこで選手の写真も大切になる。なるべく僕も良い表情の写真を撮れるように努力している。時には昔で言うフォーカスやフライデーのスクープ写真、またある時は、グラビアアイドルを撮影するカメラマンを意識する事もある。

　高橋晋也の写真マニアも一部いるので、ここに掲載する。本人も「僕の写真で喜んでくれる人がいるなんて」と言いまんざらでもない表情だった。(町田洋一)