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【競輪ルーキーシリーズ】31歳の元Jリーガー、北井佑季が競輪デビュー「目標は偉大な師匠超え」

2021/05/05(水) 07:00 0 4

サッカー選手として鍛えられた脚力や瞬発力に注目したい

 1日から3日まで静岡競輪場で行われた「競輪ルーキーシリーズ2021(FII)」で異色のキャリアを持つ新人選手がデビューした。元Jリーガー北井佑季、31歳。3歳からサッカーを始め、桐光学園、近畿大でキャリアを積み、松本山雅FCでプレーした実績を持つ。サッカー選手から転身を果たした北井に話を聞いた。

「サッカー選手だった20代半ばから競輪選手に憧れを持つようなりました。人が動かす自転車が時速70km近くで走るスピード感と気持ちを込めて走る選手の姿に惹かれました。30歳手前での引退になりましたが、明確に辞める時期は決めていなかったです」

 サッカー選手から競輪選手への転身は周囲の目にどのように映ったのだろうか?「引退した選手はサッカーに携わるかもしくは身体を使わない仕事をされるケースがほとんどだったので“北井らしいね”というの反応でした」

 師匠は特別競輪5勝、通算500勝の実績を誇り、51歳の今なおS級で走るレジェンド・高木隆弘。北井が養成所を卒業した後も入所前と同様に競輪場で毎日練習していたという。

 9年間Jリーグでプレーしているだけあってレース前でも物怖じした雰囲気は見られなかったが、3着だったデビュー戦後に話を聞くと、「(レースの)空気感が固く、勝負所では外に振られた。思ったレースが出来なかったので自己採点は50点」と独特の重圧を感じていた様子。それでも「デビュー戦のこの日まで頑張ってきて、今日のレースは面白かった」と最後は笑顔で振り返ってくれた。

 2日目は6着と決勝進出は逃したが、最終日の一般戦ではラインの番手から抜け出すと直線勝負を制し、見事に初勝利を挙げた。

 目標とする偉大な師匠を超えるためにーー北井の第二のキャリアがスタートした。(netkeirin編集部)

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