直前の高松準決勝で落車棄権。そこから中5日での地元開催に臨んだ吉澤純平。

　初日特選では眞杉匠の番手戦。別線に位置を狙われるもしっかり死守し、最後は迫った。

　レース後は「スンナリならまた違ったけど、絡まれてしまったので仕方ない。落車明けだけど、状態面に問題はない」と振り返る。

「前回の落車で自転車が壊れてしまった。修理に出しているけど、今開催には間に合わなかったので練習用の自転車です。それでも普段乗っているし、そこに関しても大丈夫です」

　準決勝は小林泰正のハコ回り。正攻法から全ツッパで別線の捲りに併せて番手から捲り同県の小林圭介とワンツーが決まった。

「あれだけ頑張ってくれたから自分も残そうと頑張ったけど、なかなかいいスピードで捲って来たので出させて貰った。連日番手戦なのもあるけど、車の進み自体は悪くなかったです」

　決勝は関東が5人勝ち上がり並びが注目されたが眞杉匠-吉澤純平-諸橋愛-恩田淳平-小林圭介の並びで折り合った。絶好の位置だし、結果を残して年始1発目の地元戦で幸先のいいスタートを切りたいところ。(アオケイ・松野記者)