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【KEIRINグランプリ2022】今節のレース展望!

2022/12/26(月) 16:45 0 11

平塚競輪KEIRINグランプリ2022」シリーズは28日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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 年末の大一番、グランプリは30日に開催されるが、並びを、もう一度おさらいしたい。

 北日本は4車で結束し、新山響平新田祐大守澤太志佐藤慎太郎で2段駆け態勢。近畿は普通に世界の脇本雄太古性優作郡司浩平平原康多松浦悠士は、それぞれ単騎戦。前受けはシンプルに1番車の古性優作がスタートを取り近畿勢と読むのが自然。その後ろに単騎勢は内枠の車番通りに入り郡司浩平松浦悠士平原康多か。

新田祐大

 北日本は突っ張りが定番だが、スタートを考えると後ろ攻めになりそう。まず、新山響平が押さえに行った時、脇本雄太が突っ張るかが問題。普通なら下げて8番手からの巻き返し。この時、単騎の選手が番手にアタックする人が出るかもポイント。やらないと見るのが読み筋だが、個々の選手の考えが違う可能性もある。どうあれ、新山響平小倉競輪祭の恩返しからも1本棒にして逃げたい。ワッキーのスピードが鈍いと、新田祐大が番手から発進して守澤太志とのマッチレースになる。

脇本雄太

 ここが1番人気になるだろうが、そうそう競輪は甘いものではない。新田祐大の過去の番手捲りの成功率を考えても、そう高くはない。ワッキーが異次元のスピードを魅せるかだが、腰の痛みとの戦いもあり、今年後半は良くなかった。郡司浩平松浦悠士は先にアクションを起こしても良いが、今の平原康多は、相手にやらせておいてからだろう。

寺崎浩平

 ヤンググランプリの並びは現時点でハッキリしていない。総合力ではナショナルチームの寺崎浩平だが、メンバー的に単騎になりそう。どうあれ快速捲りを繰り出し一発を狙うレース。徹底先行なのは町田太我。昨年は石原颯が番手を回っているが、中四国地区には犬伏湧也がいる。犬伏湧也の気持ちひとつになるが、町田太我の番手を回るなら主役に躍り出る。関東は吉田有希菊池岳仁の並びが自然。岐阜コンビはどうあれ連係するし、山口拳矢橋本優己の前後だけだ。昨年に比べて山口拳矢は色あせているが、スターの雰囲気を醸し出している。愛敬のある松岡辰泰は目標を絞らずゲリラ戦の方が持ち味が出る。

佐藤水菜

 ガールズグランプリは佐藤水菜の独壇場。世界で通用しているアスリートだし、日本の競輪では無敵の立場。後方になっても負けるイメージが全く沸かない。地元と言う点も加味され、単勝と言う車券が売っていれば勝負したいぐらいだ。次の評価が絶対女王の児玉碧衣。サトミナが内に詰まって、先に仕掛ける展開なら一発あるかも。石井寛子はクレバーなレーサーだし、どんな展開でも対応出来る3連単要員だ。

浅井康太

 S級シリーズも好メンバーが集まった。中でも残念グランプリが続いている浅井康太に期待したい。敢えて、この大会に身を置くと言う事は、それなりの覚悟が出来ている証拠だ。中部の人材不足からか、今年は近畿とも友好条約を結びつつある。盟友の柴崎淳と連係しながら、逆に自力勝負で南修二がマークする展開もある。地元は和田真久留に期待が集まる。売り出し中の北井佑季松井宏佑がいて4角ハコの展開も見込まれる。徳島コンビも魅力があり、太田竜馬小倉竜二は破壊力のあるラインだ。

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