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【椿賞争奪戦】今節のレース展望!

2022/12/20(火) 15:45 0 6

伊東温泉競輪「開設72周年記念・椿賞争奪戦(GIII)」は、22日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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 S班の吉田拓矢小倉競輪祭の落車の影響で負傷欠場。清水裕友松戸記念は走ったが不参加で、来年に賭ける意気込み。唯一のS班は宿口陽一で、赤パンを履いて走る事を公言している。

深谷知広

 実質的にS級S班と言っても良い地元の深谷知広が主役を務める。この大会は、7年前の開設65周年記念で優勝。当時は愛知籍だし、地元の顔として、何としても勝ちたい大会。今は静岡競輪場で鬼軍曹になり、若手をビシビシ鍛えている。まだ、大きな結果は出ていないが、若手先行選手の底上げに成功。郡司浩平と逆並びが来年実現すると、中国ゴールデンコンビ以上の存在になる。

渡邉雄太

 大石剣士渡邉雄太と、地元3人で上手く連携したい。渡邉雄太も68周年記念で、郡司浩平の男気のある走りで優勝している。

宿口陽一

 宿口陽一は、心の中にS班のプライドがあるはず。今年は京王閣記念の優勝だけだが、随所で話題を提供。赤パン卒業式になるが、最低でも決勝に進出したい。関東の1班の自力選手は蕗澤鴻太郎だけだし、自力の組み立てになる。宿口陽一をアシストするのは、巧者・諸橋愛

 地元地区の南関以上に脅威なのが、北日本ライン。新田祐大が親王牌で優勝、新山響平も競輪祭で初のタイトルを獲り、地区の勢いが増してきた。司令塔と言う性格ではないが小松崎大地が音頭を取る。今年はコンスタントに特別競輪の決勝に乗り、次は表彰台の真ん中を狙う立場。

中野慎詞

 やはり、今節、話題の中野慎詞がどれぐらい活躍出来るかがカギを握る。9月開催の名古屋共同通信社杯(GII)では包囲網が出来て、一次予選はクリアしたが未勝利。その後はFIを4本走り、和歌山と直前の京王閣で優勝。競技と両立で大変だが、人間的にも良いと評判だ。

野原雅也

 中部と中四国は今回厳しいメンバーで、近畿は野原雅也ぐらい。

山崎賢人

 九州は山崎賢人が追加で斡旋され、嘉永泰斗山田英明中本匠栄がいる。特に中本匠栄は、このバンクで共同通信社杯を優勝し、思い入れがある。

嘉永泰斗

 最終日にレインボーカップのチャレンジファイナルが開催される。3着迄に入ると、来期、A級2班に特別昇班出来る。121期の新人は全員、来期もチャレンジだし、この人達の争いになる。井上昌己荒井崇博の練習仲間でもある梅崎隆介がV最短だ。並びは分からないが、激しい戦いになるのは間違いない。

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