2022/12/19(月) 21:45 0 2
中2日の追加だが池野健太がシリーズリーダーとみたい。来期はS級に復帰して今期は5度の優勝。前回は準決で飛んでいるが、スピードだけならS級上位でも通用する。鋭いダッシュ戦で連日、人気に応えたい。番手は近畿で山崎光展。京都の選手だし厳しい競輪を経験している。
決め脚勝負に持ち込む小橋秀幸も怖い一人。今期は無念のA級落ちだが、長らくS級で自在で戦ってきた実力者。来期もA級のままだが、11月開催の京王閣でV。今期の初優勝だったが、今節もタッグを組む金澤竜二とワンツーを決めている。敢えて自力は出していないが、タテ脚は衰えていない。性格的にも温厚で若手からの信望もある。
金澤竜二のデビュー時は衝撃的だった。双子レーサーで話題を集めたが、それ以上にパワーもあった。もっとガツガツ走っていれば今でもS級上位で活躍していたと思う。現状、A級に甘んじているが、37歳と言う年齢を考えても老け込む年齢ではない。ロングの組み立てはないが、行くべきところで確り仕掛けている。
地元の須藤直道の7番目の椅子だったが、初日は特選シード。関東や南関の自力選手が不在で、初日は金澤竜二の3番手、準決は金澤の番手回りになりそう。
谷田泰平と大谷靖茂の中部両者も来期はS級に復帰。2人共に体は大きくハイタワーズだ。谷田は大谷との連係もあるが、初日特選は近畿が分かれるので丹波孝佑の番手になった。
若手の有望な先行選手は不在で、2班からの決勝進出者は考えづらい。
チャレンジは新鋭の比佐宝太が優勝候補の筆頭。7月開催の地元戦で優勝。その後は、波に乗れなかったが、11月開催の松戸で完全優勝。師匠は、あの山崎芳仁だし練習環境には恵まれている。番手は同県の鈴木規純で仕事は出来る。
冬期種目のスケルトン出身で36歳のオールドルーキーの近藤圭佑にも注目したい。レースに慣れてきて、前回の岸和田ミッドで初優勝を決めている。近藤圭佑マークは地元の豊田一馬。8月開催の和歌山と9月開催の西武園で優勝し、今節もメンバー的にチャンスがある。