初日に続き二次予選も先行策を披露し4着となった門田は「333バンクはなんとなく苦手だと思っていたけど、やっぱり苦手ですね。今日、確定しました」と苦笑い。

「カントがキツいバンクは、踏み込む力がないと厳しい。だから、自分みたいな小っこい非力な選手だとタイヤがバンクに食いつく感覚がまったくないんですよ。それもあって、今後始まる250競輪の選手登録もしていません。自分は緩やかなバンクでの活躍を目指しますよ」と語る。

　調子について尋ねると、「調子自体は問題ないというか、幾分上向き。それだけに決勝に乗りたいって欲は、すごくあるんですけどね」と先程のネガティブな会話から脱し、表情も明るくなった。

「準決をクリアすれば、決勝で石原颯の番手も転がりこんでくるでしょ。優勝するビジョンが見えてきた！ 今夜は宿舎に帰ってからスーパーポジティブ・イメトレです。準決は全力を尽くしますよ」。果たして結果はいかに。(アオケイ・渡辺記者)