2021/04/30(金) 18:30 0 3
地元代表として登場する宿口潤平は前検日からリラックスムード。直近4場所は決勝を外しているが、ちょっと前に埼玉が誇る『超大物』にセッティングをいじってもらったようで、「今はだいぶ上向いています」と笑顔が多かった。
「前にネットケイリンで伊藤亮が平原康多に酷評された記事が出ていたみたいですね。僕自身はそれを知らなくて、康多から教えてもらったんですけど、そのときに『俺の自転車もチェックして。何点?』って見てもらったら、まさかの0.8点で亮より下だった(伊藤は2点と言われた)。康多曰く、令和の時代にこれはない。江戸だよ、江戸って。それからあちこち見てもらって、手を加えてもらって、今では180度別の自転車に変身した。マシーンはもう大丈夫だし、あとは乗り手の俺の問題ですね」。
弟の宿口陽一と平原康多は練習仲間で有名だが、兄の潤平もそのグループと一緒にやっているというのは初耳だった。
「最近というか、けっこう前からですよ。康多はもともと川越工業の同級生だし昔からの付き合い。去年の夏くらいからちょくちょく練習に混ぜてもらって、一緒にやればやるほど新しい発見がある。最近はスランプ気味で点数を落としているけど、ここから巻き返してS級点を取りたい!」と意気込みを見せた。(アオケイ・長谷川記者)