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【KEIRINグランプリ2022予想】平塚開催は荒れる!? 3連単平均配当は97,083円 /データ分析

アプリ限定 2022/12/13(火) 12:00 0 70

12月30日に平塚競輪場で開催される「KEIRINグランプリ2022(GP)」。過去37開催分のデータなどから、KEIRINグランプリの傾向を分析した。競輪マニアはもちろん初心者の方も、一緒に年末の大一番を予想して楽しもう!
▶︎KEIRINグランプリ特集

2021年のKEIRINグランプリを制した古性優作(撮影:島尻譲)

2年ぶりの平塚開催! 過去の優勝者は?

 今回38回目を迎えるKEIRINグランプリ。今年は2年ぶりに平塚競輪場で開催される。

 平塚で初めてグランプリが行われたのは1987年(第3回)。以降、メイン開催地として8度開催されている。ここで2000年以降の平塚開催の優勝・準優勝者と決まり手を見てみよう。

2000年以降の平塚グランプリ結果

開催年優勝者1着
決手
準優勝者2着
決手
2001伏見俊昭(25)山田裕仁
2005加藤慎平(27)後閑信一
2008井上昌己(29)平原康多
2011山口幸二(43)武田豊樹
2017浅井康太(33)武田豊樹
2020和田健太郎(39)脇本雄太

※カッコ内は年齢

 決まり手は1着・2着ともに差しが圧倒的に多い。2020年の脇本雄太の逃げ粘り2着は記憶に新しいところだろう。東京五輪を経て、グランプリの舞台に戻ってきた脇本雄太新田祐大の“世界の脚”は見逃せない。

来季S班に脇本雄太(左)と新田祐大が帰ってきた(撮影:島尻譲)

ベテラン強いグランプリ 記録生まれる平塚

 つぎに優勝者の平均年齢を比較してみると、全場31.8歳に対し平塚は30.6歳とそこまで差はない。

 気になるのが直近10年でのグランプリ覇者の平均年齢。これが36.5歳と高い。昨年覇者の古性優作(当時30歳)が直近10年では最も若く、40代が2014年の武田豊樹(当時40歳)、2016年の村上義弘(当時42歳)、2019年の佐藤慎太郎(当時43歳1か月)と3人いる。

年齢データ

項目年齢
平均年齢(全場・全期間)31.8歳
平均年齢(平塚・全期間)30.6歳
平均年齢(直近10年)36.5歳

 また、グランプリ史上最年長Vと(山口幸二氏の43歳5か月/2011年)、最年少V(吉岡稔真氏の22歳/1992年)の記録がいずれも平塚で記録されているのにも注目だ。もしかすると平塚グランプリは“記録の聖地”なのかもしれない。

 今回、佐藤慎太郎が優勝すれば46歳1か月での優勝となり、最年長記録更新となる。前半戦は好調だったものの後半戦は度重なるアクシデントに泣いたベテランが、新たな歴史を刻むだろうか。

項目年齢選手名
最年長優勝43歳5か月山口幸二(平塚)
最年少優勝22歳吉岡稔真(平塚)

佐藤慎太郎の最年長グランプリ制覇はあるだろうか(撮影:島尻譲)

平塚開催の平均配当がスゴい

 競輪ファンの皆さんはお気づきかもしれないが、KEIRINグランプリは前回大会まで3年連続で4番車が優勝している。2021年の古性優作、2020年の和田健太郎、2019年の佐藤慎太郎がいずれも4番車で、3連単は万車券となっている。

 ここまで来ると今年は誰が4番車を選ぶかが気になってしまうが、ここでは2001年以降の平塚開催での着順(車番)と払戻額を紹介しようと思う。

着順払戻額
2020年4-2-9221,650円
2017年9-8-128,230円
2011年2-5-762,150円
2008年7-1-939,690円
2005年4-5-9145,740円
2001年5-2-885,040円

 なんとすべての開催で万車券となっており、平均は97,083円! もっとも安くても3万近く、2005年が最も高額の14万車券となっている。ちなみに2001年以降に行われたグランプリの3連単平均配当は55,229円なので、かなり平塚が突出していることがわかる。

 ちなみにグランプリで10万車券が出たのは3回(2020年、2019年、2005年)。そのうち2回が平塚というわけだ。

 何が起こるかわからないグランプリではあるが、平塚開催はひと波乱ありそうな気がしてならない。

KEIRINグランプリでは3年連続で4番車の選手が優勝している(撮影:島尻譲)

出場選手の平塚での成績は?

 今回のグランプリ出場選手で平塚競輪場と相性がいいのは誰だろうか?

 2020年以降に行われた平塚競輪のFI以上の開催における決勝戦の成績を以下にまとめた。2020年は記念が中止だったためサンプル数が少ないが、今年の「湘南ダービー(GIII)」は上位をS班が独占していた。

 ここは地元の郡司浩平に地の利があるかと思われたが、郡司を含めたグランプリ出場6選手が平塚で結果を残していることがわかった。

グレ
ード
優勝準優勝3位
2022GIII佐藤慎太郎(差)古性優作(差)平原康多
2022FI北井佑季(差)新田祐大(捲)佐藤和也
2021GIII郡司浩平(捲)古性優作(差)小倉竜二
2020GP和田健太郎(差)脇本雄太(逃)佐藤慎太郎

※太字が「KEIRINグランプリ2022」出場選手

KEIRINグランプリ2021(撮影:島尻譲)

 いかがだろうか? 今から並びと車番が発表されるのが待ち遠しい。
 12月30日は一年で最も競輪界が盛り上がる日。普段は車券投票をしない方も、ぜひ気になる選手から車券を買ってみてほしい。

 2022年を締めくくる超ビッグレースで、私達に夢を見せてくれるのは誰だろうか? ぜひ、この目に焼き付けよう。

▼車券の買い方を見る

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