前回の西武園で優勝し、今年の優勝は5回を数える菅田壱道。その西武園の決勝は、もつれる前団を後方から捲りで飲み込み2車身突き抜けた。

「競輪は展開。思い通りにいったら勝てるし、勝てている時は思い通りになっている。あとは思い通りにいかなかった時の対応ですね」

「これで今年は5回優勝している。(あっせん停止で)4か月がなかったら、良い年なんですけどね。そうはいっても、休んでなかったらもっと勝てているかといえば、わからないですが」

「これでサマーナイトの権利は取れた。サマーナイトは地元地区の函館ですもんね。今は2月の全日本選抜に向けてのメニューをこなしている」

　GI決勝の常連だった頃に、「決勝に出続けることが大事」と話していた。その頃の自信に満ちた表情だったし、新山に続く日が来ることを願う。(アオケイ・市川記者)