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【奈良競輪G3・秋篠賞】惜しい男の一人! 菊地圭尚

2021/04/28(水) 20:00 0 1

奈良競輪「施設整備等協賛競輪 秋篠賞(GⅢ)」は29日、初日を迎える。12レースに出走する菊地圭尚に話を聞いた。

人望もあり、北日本のラインを支えてきた菊地圭尚。ただ、いまだGIIIのタイトルには縁がない。

 競輪界には“惜しい男”や“無冠の帝王”と呼ばれた選手が何人もいた。
昔で言えば、吉岡稔真さんとも仲が良かった本田晴美さんだ(実際に吉岡稔真との連係で一宮オールスターの決勝に挑んだが山口幸二の2着に敗れている)。世界戦では金メダルを取りながらも、競輪では頂点に立てなかった。

菊地圭尚は「立川ダービー(2013年第66回の日本選手権競輪)で(佐藤)友和君が行ってくれ、オレは番手まくり。後ろの、ざきさん(山崎芳仁)が武田豊樹さんに、捌かれていなければ、オレの優勝だったかも。他にも、GIの決勝で何度か、惜しいレースがある。オレの脚なのか、色々な巡り合わせなのか…。それとも運がないのか。あの当時、今の松浦悠士君と清水裕友君みたいなレースをやっていれば、北日本も違っていたかもしれませんね(爆笑)」。

 これは、競輪界の七不思議だが、GIIIさえ取っていない。5月の地元函館記念(五稜郭杯争奪戦)は、選手生命を賭けての闘い。北日本ラインの功労者でもあるし、報われる日が来て欲しいと思う。(町田洋一)

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