結婚を機に北海道支部から香川に移籍して2場所目。初日1Rは同期の篠田樹を相手に、前受けから猛然と突っ張り先行。2着に粘り、四国ラインで上位独占を決めた。

「移籍したばかりで変なレースはできませんからね。前受けになったら突っ張ろうと思っていた。セッティングをガラッと変えた割には違和感なく踏めた。8時30分のレースは初めてだったけど、昨晩は10時に寝て、5時に起きた。大丈夫でした」。

　結婚は3月だそうだが、冬季移動で11月から高松に移り住んでいるとのこと。
「生活も慣れてきました。やっぱり、うどんがおいしい。何回食べても飽きないですね。刺身もいいです。北海道では食べられない鯛とかフグとか、瀬戸内の魚もおいしいですよ。あとは練習環境が抜群です。香川支部なら香川雄介さんとか、石原颯とか。石原君のスピードはハンパないです。あとは小松島競輪場がバンク改修中なので、小川真太郎さんや島川将貴さんたちが高松バンクに来てくださってます。徳島勢の勢いが凄いですからね。いい練習をさせてもらっているし、いい刺激を受けています」。

　公私ともに充実しているようだ。準決勝4レースは、前期S級で山口支部の富弥昭が後ろとなる。しばらくは、存在アピールも兼ねた積極策を見せていくだろう。(netkeirin特派員)