11月19日、富山競輪場で行われた施設整備等協賛競輪in富山 富山湾カップ(GIII・3日目)の準決勝(12R)は、捲り追い込んだ伊藤旭(22歳・熊本=117期)が1着、伊藤を追走した大塚健一郎(45歳・大分=82期)が2着、番手から粘り込んだ北井佑季(32歳・神奈川=119期)が3着に入った。3連単は⑤-②-①で26,380円という配当だった。

　レースは前受けの北井が後続に斬らせず突っ張り先行を伺うところ、8番手にいた山岸佳太(33歳・茨城=107期)が打鐘でかまし、北井を叩いて主導権を奪う展開。しかし、ラインの連結が乱れ裸逃げとなり、北井ら南関勢が2〜4番手、伊藤と大塚の九州コンビが5〜6番手という隊列になる。北井はバックから仕掛けるも中々車が出ず、最後はイエローラインを伸びた九州コンビが一気に前を飲み込んでワンツーを決めた。

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