いわき平初日の10Rは少し想定外。中四国勢は大川龍二ー月森亮輔ー溪飛雄馬、九州勢は松岡孝高ー津村洸次郎の並びだ。渡邉雅也ー太刀川一成の南関勢は順当。

「たぶん後ろだけど話してから」と言っていた大川龍二だが、「自分が前で。月森君が後ろで勉強させて欲しいと言うので」とコメント。「今は、一度後ろを回ったから次も後ろとか、そういう時代じゃないから。その時、その時のメンバー次第ですからね」。

「小倉の完全Vの時は異常に調子が良かったが。(その後はダメで)気持ちを入れ替えてガンガンやってきたし、疲れが取れれば」と話していた月森亮輔だが、「前だと不安。ラインに迷惑を掛けるかも知れないし、大川さんが前の方が堅いと思うので。自分も自在っぽくなりたいというのもあって」。

　松岡孝高は、「津村君が付くかどうかはわからないが、自分は自力を出したい。人の後ろは合わないし、自分でできる範囲でやろうと思う」と、前回3日間とも番手で結果が出なかった事への葛藤があるのか前回りだ。

「前々に行って何でもやって。とにかく後方にならないように」と話す渡邉雅也との3分戦がどう展開するのか注目したい。(アオケイ・市川記者)