2022/11/07(月) 21:00 0 18
四日市競輪「泗水杯争奪戦(GIII)」は10日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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平成30年の開設67周年から優勝が遠ざかっている地元浅井康太。過去、3連覇も含めて、この大会は4回優勝している。ホームバンクであるし、GI以上のモチベーションで走り、4日間、人気に応えたい。支えるのは同じ練習グループの、柴崎淳・柴崎俊光の兄弟レーサー。忍者の異名ある熱いマーカーの坂口晃輔、捲りに威力のある谷口遼平が1班の布陣。柴崎淳も平成20年、21年と、浅井康太より先に優勝の実績。超イケメンであるし、このままでは終われない。
2班は上田国広、下井竜、伊藤裕貴。プチブレーク中でGI、GIIでも勝ち星のある橋本優己も中部地区の大会だし、地元勢の力になりたい。もちろん、浅井康太は近況、近畿ともラインを組んでおり、古性優作にマークも考えられる。
その古性優作は、この大会の優勝もないし、今年はGIIIの優勝もない。GIを2回優勝しているから、早々とグランプリ出場を決めているが、記念での実績も欲しい。
追加で入った東口善朋、先輩の岡崎智哉、椎木尾拓哉、村田雅一と連係する。その東口善朋もハワイ旅行のリフレッシュの成果か、直前の防府記念は超抜だった。
不思議と平原康多も、毎年の様に走り、「康多・康太対決」は名物になりつつある。
2年前の大会は宿口陽一、平原康多、佐藤慎太郎の並びで、佐藤慎太郎が優勝して、グランプリ出場を決めた。平原康多自体は、この大会で優勝していないが、地元のヒール役として、こんなに怖い男はいない。
他のS班は守澤太志が参戦。相性の良い高橋晋也や小松崎大地と連係。前が不発でも突っ込んで来るのが守澤太志。親王牌の決勝の最後方からの捲りも、お見事だった。グランプリの賞金は、ほぼ当確と言える。
南関は松井宏佑と小原太樹の神奈川コンビ。中四国は石原颯や小川真太郎の出来がカギ。これには岩津裕介と渡部哲男が連係。