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　5日時点の「S級・3連対率ランキング」は、前週に続き脇本雄太(33歳・福井=94期)が首位となった。

　3連対率が80%に達しているのは1〜5位タイまでの上位9名。

　2位の村上博幸(43歳・京都=86期)は、順位は前週と同じだが3連対率を85％から93.7％に上げ、首位の脇本に迫っている。村上は、10月30日に最終日を終えた向日町競輪「ウィンチケットミッドナイト競輪(FI)」に出場。初日特選と準決勝で1着、決勝2着となった。

　また、5名の選手が同率5位となり、その中では平原康多(40歳・87期=埼玉)が前週17位から大きく順位を上げた。平原は、1日に最終日を終えた京王閣競輪「京王閣記念ゴールドカップレース(GIII)」に出場。初日特選3着、二次予選と準決勝で1着、決勝3着の結果で、前週から3連対率と勝率を上げた。

　前週はTOP20圏外だった青野将大(28歳・神奈川=117期)が11位にランクイン。青野は「京王閣記念ゴールドカップレース」で二次予選敗退となったが、全4走のうち3走で確定板入りした。

　S班は、グレードレースが主戦場となるため車立やメンバーの面で不利ともいえる。前週に続き、平原、松浦悠士(31歳・広島=98期)、郡司浩平(32歳・神奈川=99期)の3名が上位20位にランクインした。

　最新の3連対率ランキングは以下のとおり。※選手名をクリックすると出走情報が見られます

S級・3連対率ランキング(2022年11月5日時点/直近4か月)

※太字はS班、赤字は勝率30%未満

順位	選手名	3連対率	勝率
1	脇本雄太	94.7	89.4
2	村上博幸	93.7	37.5
3	深谷知広	82.6	39.1
4	横山尚則	81.8	31.8
5	平原康多	80	56
5	松浦悠士	80	36
5	郡司浩平	80	48
5	嵯峨昇喜郎	80	40
5	中野慎詞	80	55
10	北井佑季	76.9	46.1
11	青野将大	76.4	41.1
12	北津留翼	76	44
13	大槻寛徳	75.8	37.9
14	松岡辰泰	75	35
14	吉田有希	75	33.3
16	成田和也	73	26.9
17	志智俊夫	72.7	45.4
18	森田優弥	72.2	44.4
18	犬伏湧也	72.2	50
20	佐藤和也	72	24

　2,000人以上がプロ選手として活躍する競輪。男子は競走得点に応じて級班が分けられ、実力の近い選手同士でレースを行う。そのなかで上位の実力を持った選手が在籍するのがS級だ。

　現状、S級レーサーが出場するGIII以上のグレードレースは9車立て、FI開催は7車立てで行われている。レース数なども含め選手により条件面は異なるものの、競輪投票・車券購入をする際、3連対率は注目したいポイントだ。

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