シリーズの中心役、児玉碧衣の仕掛けにピタリと追随すると4角から猛然と抜きにかかったがわずかに及ばず2着。レース後は「碧衣ちゃんを抜いた事はないし、いつもの事ですよ」とサバサバしていた。

　と、言えども、この日に限ってはかなりの勢いで詰め寄った。その差は4分の1車輪。それだけに「碧衣ちゃんと久しぶりに同じレースで、しかも初手から後ろにいられたので緊張した。今日は今までで1番詰め寄れたかも。ハンドルを投げて夢を見たけど抜けなかった。あと10ｍ欲しかった！」と本心は相当悔しそうだ。

　2日目、2Rガールズ予選2では再度、児玉と対戦する。1番車に児玉、2番車に那須と配置され絶好位が取れそうだ。

　2日目のメンバーで出た発表され、那須と同じレースだと知った児玉が「また那須さんだ！ 私が出るまで発走機出ないですもんね(笑)。ワンチャン、抜かれる気配があるし気をつけよう」と警戒網を強めていた。それほど、那須の動きが脅威という事だ。(netkeirin特派員)