直前の奈良で完全Vを挙げ、9連勝でA級2班に昇班した五十嵐綾。今回は追加斡旋だが、連絡は3日ほど前に来て体調面に不安はないと言う。

　まず、前回の奈良決勝について話を聞くと「包まれて厳しい展開になったけど、内々を攻めて何とか優勝できた感じ。特別昇班はそこまで意識していなかったが、自分の走りはできなかったので…」と自己採点は厳しめ。

　初日は10レースに出走予定。同県の宇佐見裕輝が番手を回る。その宇佐見は「最近は自分でやる番組ばかりで厳しかったが、今回は北の若手が多くて連日番手回りになりそうで嬉しい。(五十嵐は)強いのは知っているし、しっかり付いて行けるように」と安堵の表情だった。

　チャレンジ戦ではポテンシャルの高さを存分に見せつけた五十嵐。昇班1発目のレースでインパクトを与える走りに期待したい。(アオケイ・松野記者)