松阪ガールズシリーズから日程が詰まっているが、追加依頼を快諾して当地までやってきた。

「追加は静岡の最終日に入りました。ずっと走りたかったので待っていましたが、少しだけ心に余裕が持てました」と待望の仕事を喜んだ。

　前検日の時点で賞金ランキング5位にいる。ここまで9年連続で出場しており、もはやライフワークの一部となっている一大イベント、「ガールズグランプリ」出場を目指す身としては何としても賞金の上積みを図りたい。勝負は11月に競輪祭で行われる「ガールズグランプリ2022トライアルレース」まで。それだけに今回の追加は大きなモチベーションアップとなる。

「ここを含めてあと3本。10、20万円と少しでも積み上げたいので1走ごとが勝負になります」と更なる勝負モードに入った石井が目の色を変えている。(netkeirin特派員)