今開催の優勝候補のひとりに地元の鈴木浩太(25歳・千葉= 119期)を挙げたい。鈴木は過去2度の優勝を誇り、前回出場した「サードクォーターラウンド6」では自身初となる完全優勝を果たしている。すでに3度優勝している根田空史(34歳・千葉= 94期)の背中を追いかけ“地元無双”を繰り広げたい。

　「サードクォーターラウンド1」に初登場し、ポテンシャルの高さを知らしめた“新星”は太田龍希(22歳・埼玉= 117期)。初参戦を感じさせないレース運びと持ち前のスピードで予選・準決勝はオール1着、危なげなく決勝進出を果たした。決勝は根田空史に敗れたものの、準優勝で表彰台に上っている。2度目の参戦となる今節、狙うは優勝一点に違いない。 　

　今節は志智俊夫(50歳・岐阜= 70期)、市本隆司(51歳・広島= 72期)ら“驚異の50代”も出場する。志智は過去3度の決勝進出経験があり、若手に劣らぬ脚力で時に自力勝負も辞さないレース巧者。志智の活躍に目を向ければ「ベテラン不利」の言葉は意味を成さないだろう。また、ベテランと言えばマスターズ世界選手権を制して帰国した市本隆司にも大注目。衰え知らずの豪快な走りで会場を沸かせるに違いない。

■PIST6 Championship 2022-23 サードクォーター ラウンド9

・開催形態：1レース×6車立
・開催日程
11月1日(火)デイ　　1次予選
11月1日(火)ナイト　2次予選
11月2日(水)デイ　　順位戦・準決勝
11月2日(水)ナイト　順位決定戦・決勝

■出場選手

級班	選手名	府県	年齢
S1	竹村勇祐	秋田	32
S1	河村雅章	東京	39
S1	鈴木庸之	新潟	36
S2	小野大介	福島	38
S2	宮下貴之	埼玉	48
S2	大矢将大	埼玉	43
S2	太田龍希	埼玉	22
S2	鈴木浩太	千葉	25
S2	水谷良和	愛知	51
S2	志智俊夫	岐阜	50
A1	及川裕奨	岩手	41
A1	上田隼	岐阜	33
A1	後藤悠	岩手	27
A1	三浦雄大	宮城	36
A1	前川大輔	福島	32
A1	宇佐見優介	福島	29
A1	山崎輝夫	埼玉	31
A1	小峰烈	長野	42
A1	金野俊秋	千葉	39
A1	田頭寛之	千葉	34
A1	栗田万生	千葉	28
A1	野村純宏	神奈川	46
A1	深澤伸介	静岡	46
A1	渡邉直弥	静岡	26
A1	小谷実	京都	35
A1	藤井將	広島	28
A1	原田礼	福岡	42
A1	小松剛之	宮城	48
A2	田口勇介	秋田	22
A2	松本一成	新潟	47
A2	市本隆司	広島	51
A2	神開一輝	福岡	29
A2	境啓亨	熊本	30
A2	白濱一平	長崎	29
A3	浅見敏也	愛知	52
A3	久保光司	佐賀	25

※出場選手は10月28日(金)17時30分時点の情報です。直前のレース状況などにより欠場・追加および、選手が変更する場合がありますので、最新の情報はPIST6公式サイトでご確認ください。

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