前回の大宮(東京中日スポーツ杯)初日特選は北日本3番手を固めたが、小佐野文秀にジカで競り込まれ、しかも妨害を受けて落車する不運に見舞われた。

「いやー、あれはツイてなかったっすね(苦笑)。しかも転子部にヒビが入っていて、しばらく入院してました。練習は一週間くらいやったけど、まだ痛いし…(苦笑)」

　初日は荒澤貴史と北日本が2車の構成。「自分は追い込みなので、任されてもやれる事が限られる。それは伝えました。『それなら別々でやろう』ってことで、単騎でやります。来期はS級に戻れるし、今期も出走本数が少ないからまだ（S級点を取れる）チャンスはあると思う。復帰戦だしまだ痛みがあるからどこまでやれるかわからないけど、できる限り頑張ってみます」

　痛みを押して戦う赤塚の総力戦に要注目だ。(netkeirin特派員)