2022/10/18(火) 17:30 0 2
本格デビュー後はほぼパーフェクトの成績を残している甲斐俊祐が、前回の高松で待望の初Vを飾った。それでも「優勝できたのは嬉しかったけど、恵まれてのものだったので…」とまくりでの優勝とあって、どこか物足りなさそうに話す。
そんな“意識高い系”の甲斐は、豊後の虎の異名を持つ小野俊之の初めての弟子でもある。
「そうなんです。自分が初めて(の弟子)みたいで。レースに行く前とか気に掛けてもらったり、アドバイスもいただいたりと、すごくお世話になっています」と尊敬する師匠への感謝の思いを口にした。
努力の塊ともいえる師匠と同様に、甲斐も地道に力を付けていこうと現在はレースに臨んでいる。
「特進とかは全く意識していません。少しずつ脚を付けながら上を目指しているところです。師匠からも『レースで力を付けていこう』って言われているので」。
今回のチャレンジは121期が5人おり、ハイレベルな優勝争いが予想される。もちろん結果が付いてくるのが一番だが、まずは内容重視の走りを心掛けて、先々に繋げていくつもりだ。(netkeirin特派員)