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【前橋ミッドナイト】1番車でもS取りが苦手な伊東翔貴「ミッドナイトの車番の恩恵が…」

2021/04/23(金) 19:30 0 1

前橋ミッドナイト競輪「WINTICKET杯」は23日、2日目を迎える。準決の9Rで地元宮内善光に任された伊東翔貴に話を聞いた。

スタートを取る技術がないと泣きの伊東翔貴。それでも、パワーは地元宮内善光と決める。

 今の競輪はスタートで決まってしまうと言っても良い。後ろ攻めは、誘導が上がる現状のルールではかなり不利。特にミッドナイトは内枠から競走得点順になっているので、本線が安全策で突っ張るレースが多くなっている。これは、ボートの進入固定レース以上の、有利・不利がある。

 ただ、1番車でも前が取れないと、伊東翔貴はぼやいていた。「初日のレースでは、1番車なのに、前か中団を取れず後ろ攻め。3分戦でこの位置取りでは凄く恥ずかしい(苦笑)。S取りが苦手で、これではミッドナイトの車番の恩恵が受けられない」。

 確か児玉碧衣もS取りは苦手と言っていた。吉澤純平はスタンディングの練習でアキレス腱を断裂している。S取りは脚に負担がかかり、得意・不得意もあるようだ。

 ちなみに群馬のS取りの名人は恩田淳平の父親の恩田康司さんだった。S取りから中野浩一氏を迎え入れてダービーで準優勝したレース(昭和56年)は、往年の競輪ファンでは有名な話だ。(町田洋一)

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