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　14日時点の「S級・3連対率ランキング」は脇本雄太(33歳・福井=94期)が首位となった。

　3連対率が80%に達しているのは1〜9位タイまでの上位10名で、この順位とメンバーは前週と変わりなし。

　前週11位から18位タイに大きく後退したのは伊藤信(38歳・大阪=92期)。伊藤は、10日に最終日を終えた松阪競輪「蒲生氏郷杯王座競輪(GIII)」で二次予選敗退。3連対率・勝率ともに前週より下がった。

　一方、前週上位20位圏外だった新田祐大(36歳・福島=90期)が、20位タイにランクインした。新田は、10日に最終日を終えた西武園競輪「東京中日スポーツ杯(FI)」で初日特選2着、準決勝1着と順調に勝ち上がって優勝した。

　S班は、グレードレースが主戦場となるため車立やメンバーの面で不利ともいえる。上位20位に入ったのは、8位の松浦悠士(31歳・広島=98期)、11位の郡司浩平(32歳・神奈川=99期)、14位の平原康多(40歳・埼玉=87期)の3名。

　勝率が20%未満で3連対率が上位20位以内の選手は恩田淳平(32歳・群馬=100期)。2、3着に入る確率が高いため車券購入では見逃せない。なお恩田は現在、13日に開幕した松山競輪「道後温泉杯争覇戦(GIII)」に出場中。

　20日からは、前橋競輪場で「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」が開催される。S班は松浦、郡司、平原はもちろん9名全員が参戦するほか、トップクラスの選手が揃う注目のレースだ。

　最新の3連対率ランキングは以下のとおり。※選手名をクリックすると出走情報が見られます

S級・3連対率ランキング(2022年10月14日時点/直近4か月)

※太字はS班、赤字は勝率30%未満

順位	選手名	3連対率	勝率
1	脇本雄太	94.7	89.4
2	北井佑季	85.7	53.5
3	村上博幸	85	35
4	深谷知広	82.6	43.4
4	松岡辰泰	82.6	34.7
6	嵯峨昇喜郎	82.3	41.1
7	横山尚則	80.7	34.6
8	松浦悠士	80.6	41.9
9	寺崎浩平	80	40
9	中野慎詞	80	60
11	郡司浩平	77.7	51.8
12	小林泰正	76.4	47
13	成田和也	75.8	24.1
14	平原康多	75	54.1
15	北津留翼	74.1	51.6
16	恩田淳平	72.7	0
16	吉田有希	72.7	36.3
18	伊藤信	72.2	44.4
18	野原雅也	72.2	33.3
20	新田祐大	72	44
20	松本貴治	72	44

　2,000人以上がプロ選手として活躍する競輪。男子は競走得点に応じて級班が分けられ、実力の近い選手同士でレースを行う。そのなかで上位の実力を持った選手が在籍するのがS級だ。

　現状、S級レーサーが出場するGIII以上のグレードレースは9車立て、FI開催は7車立てで行われている。レース数なども含め選手により条件面は異なるものの、競輪投票・車券購入をする際、3連対率は注目したいポイントだ。

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