netkeirinをご覧の皆さま、こんにちは！ ミープロの香澄明希です。前回は向日町記念の準決勝の予想＆コラムを担当させていただきました。

　今回は松阪競輪場で行われている創設72周年記念 蒲生氏郷杯王座競輪(GIII)準決勝の予想コラムを書かせていただきます。

　競輪場グルメを制覇したい身としてはなんといっても愛知県所属、117期の内藤久文選手も働いていたという松阪競輪場の食堂「宝」の中華がとても気になっています。

　さらに3着以内に2.9が入るとお客さまにお肉がプレゼントされる2=9→肉キャンペーンというものが行われているそうで一刻も早く行ってみたい!!

　バンクは周長400m。直線が61.5mと長めでカントがあり、追い込み有利と言われていますが初日は雨、2日目は風が強く連日悪天候が続いており2日間合わせて24レース中13レースが万車券と大荒れ模様。

　準決勝が行われる本日も雨予報ですが、初日のような展開が多くなるのでしょうか。その点も踏まえて予想していきたいと思います。

■蒲生氏郷杯王座競輪 準決勝 展望

【10R 15時19分発走】

　注目は前々節、小松島FIで完全優勝し復調の兆しを見せている三谷竜生選手。連日後方からの捲りを決めて脚力の違いを感じさせています。地元、三重の坂口晃輔選手との近畿中部ラインで準決勝でも捲りを決めてくれるでしょうか。

　機動力で対抗は渡邉雄太選手。二次予選ではホーム過ぎ、1コーナーからの逃げで1着を取っています。さらに番手に着く山賀雅仁選手は連日差しで2日とも1着。3番手に桐山敬太郎選手がつく南関ラインは唯一の3人ラインで有利になりそうです。
▶︎10Rの出走表はこちら

【11R 15時54分発走】

　松阪がホームバンクの皿屋豊選手は、競輪選手になる前は伊勢市役所勤務。大歓声に応える姿が印象的です。初日は唯一先行逃げ切りを決めたただ1人の選手で、2日目も逃げ切り調子の良さ、思いの強さを感じます。過去2回の地元記念では準決勝敗退ながらここまで1着のみの通過で、今年こそは決勝進出となりそう。番手の地元浅井康太選手との連係にも期待です。

　名古屋競輪場で行われた共同通信杯(GII)での落車明けの心配を感じさせない佐藤慎太郎選手は二次予選でラインでのワンツー決着。ラインで決まるのは番手の選手の頑張りがあってこそ。新山響平選手が引っ張り、河野通孝選手が3番手を守る北日本＋関東ラインからも目が離せません。
▶︎11Rの出走表はこちら

【12R 16時30分発走】

　地元、取手記念ぶりに初日特選から連日1着を決めている吉澤純平選手。2日とも落ち着いて切り替え、自力に転じて1着。ラインの先頭は青森記念で優勝したS班の吉田拓矢選手で、ここは関東ラインが頭一つ抜けていそうです。

　自力選手ながら連日差しを決めている野口裕史選手が率いる千葉ラインと、連日思い切りの良いレースを見せながらもレース展開に恵まれなかった太田竜馬選手率いる徳島ラインがどう対抗するかにも注目したいと思います。
▶︎12Rの出走表はこちら