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　1日時点の「S級・3連対率ランキング」の首位は、前週に続き脇本雄太(33歳・福井=94期)。脇本は、9月24日に最終日を終えた向日町競輪「平安賞(GIII)」で2年連続の完全優勝を達成した。

　3連対率が80%に達しているのは上位8名。

　前週8位の北井佑季(32歳・神奈川=119期)が4位に浮上した。北井は、27日に最終日を終えた平塚競輪「平塚法人会杯(FI)」で、予選1着・準決勝2着で勝ち上がり優勝。3連対率と勝率ともに前週よりアップした。

　S班は、グレードレースが主戦場となるため車立やメンバーの面で不利ともいえる。上位20位に入ったのは、6位タイの松浦悠士(31歳・広島=98期)、15位の平原康多(40歳・埼玉=87期)、16位の郡司浩平(32歳・神奈川=99期)、20位タイの古性優作(31歳・大阪=100期)の4名。なお松浦と郡司は、久留米競輪場で1日から開催されている「火の国杯争奪戦(GIII)」に出場中。

　勝率が20%未満で3連対率が上位20位以内の選手は恩田淳平(32歳・群馬=100期)。2、3着に入る確率が高いため車券購入では見逃せない。

　最新の3連対率ランキングは以下のとおり。※選手名をクリックすると出走情報が見られます

S級・3連対率ランキング(2022年10月1日時点/直近4か月)

※太字はS班、赤字は勝率30%未満

順位	選手名	3連対率	勝率
1	脇本雄太	94.7	89.4
2	松岡辰泰	89.4	36.8
3	村上博幸	87.5	43.7
4	北井佑季	85.7	53.5
5	嵯峨昇喜郎	82.3	41.1
6	北津留翼	81.4	55.5
6	松浦悠士	81.4	48.1
8	寺崎浩平	80	40
9	深谷知広	78.9	47.3
10	伊藤信	78.5	50
11	横山尚則	78.2	34.7
12	成田和也	76.9	23
13	小林泰正	76.4	47
13	中野慎詞	76.4	58.8
15	平原康多	75	54.1
16	郡司浩平	73.9	47.8
17	野原雅也	73.3	33.3
18	恩田淳平	72.7	0
18	吉田有希	72.7	36.3
20	古性優作	71.4	28.5
20	山根将太	71.4	38
20	犬伏湧也	71.4	57.1

　2,000人以上がプロ選手として活躍する競輪。男子は競走得点に応じて級班が分けられ、実力の近い選手同士でレースを行う。そのなかで上位の実力を持った選手が在籍するのがS級だ。

　現状、S級レーサーが出場するGIII以上のグレードレースは9車立て、FI開催は7車立てで行われている。レース数なども含め選手により条件面は異なるものの、競輪投票・車券購入をする際、3連対率は注目したいポイントだ。

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