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【立川競輪】通常開催で初めて中野慎詞に土を付けた渡部幸訓

2022/09/29(木) 18:45 0 10

立川競輪場の「関東C・HPCJC・スポニチ杯(FI)」は30日に最終日を迎える。12レースのS級決勝に勝ち上がった渡部幸訓に話を聞いた。
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「調子はいいと思います」と語る渡部幸訓

 初日特選は新山響平の快速捲りを巧追し2着。2日目準決勝は中野慎詞を上手く援護して寸チョンを決めた。

「今回からサドルを新調しました。正直以前まで使っていたサドルはかなりガタついていたので。初日のレース終わりには伊藤勝太さんにハンドル周りのセッティングを見てもらって走ってみたけど、かなりの手応えを感じた。しっくり来ているし、決勝もこのままでいきます」とプラス要因は多い。

 準決のレース後には「中野君のハコ回りは初めてだったけど、逃げてくれたし自分も余裕があった。後ろに松井君がいるのが見えていたので、少し車間を切って振ってみました。差しっぱぐれたと思ったけど、交わせていたんですね。調子はいいと思います」。

 決勝は中野慎詞新山響平の後ろを固める。この2人は青森記念の決勝で連係しているが、呼吸が合わず共倒れに終わっている。中野は「ラインから優勝者を出したい」。新山は「同じミスを繰り返さないように」と意気込んでおりその後ろにいる渡部は3番手でも優勝のチャンスは十分ありそうだ。(アオケイ・松野記者)

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